HSPにおすすめの対策グッズ9選【通勤・職場・睡眠シーン別】

HSPの対策として就寝時に耳栓を使う女性

音・光・匂い・肌触りなど、あらゆる面で敏感で繊細な感覚を持つHSP。

電車に乗っただけで疲れてしまい仕事どころではない。どこかへ出かけたくても体力が持たない。人が側にいるだけでそわそわしてしまう。音や光が気になって熟睡できない……。

今回は、そんな悩みを抱えるHSPの方におすすめの対策グッズを紹介します。HSPの妻が実際に使った経験も踏まえて、通勤・職場・睡眠などシーン別に解説しますので、繊細な感覚に悩まされている方はぜひ参考にしてください。

HSP対策の基本は「情報の遮断」

HSPが疲れやすい理由は、ひとえに情報を拾いすぎることが原因です。

そのため対策法も、五感を遮断して受け取る情報を減らすという考え方が基本となってきます。

溜まったストレスを発散して解消するとか、その場を離れてそもそもストレスが溜まらないようにするといった、ごくごく当たり前の対策については今回はあえて触れません。

視覚が過敏なら視覚を、聴覚が過敏なら聴覚を、嗅覚が過敏なら嗅覚を……といった具合に、各感覚に対してどんなアイテムを使えば情報を遮断できるか、徹底的に考えていきましょう。

通勤時におすすめのHSP対策グッズ5選

ここからは、HSP対策グッズを「通勤」「職場」「睡眠」の3つのシーンごとに紹介していきます。

まずは通勤で人混みに行かざるを得ないシーンでおすすめのHSP対策グッズからです。

音対策:ノイズキャンセリング機能で雑音をカット

音対策として定番のアイテムと言えば耳栓ですが、電車内の騒音や人混みの雑踏をかき消すには耳栓だけでは少し心もとないところ。そこで頼りになるのが、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンやヘッドホンです。

最高峰のノイズキャンセリング機能で話題となった、ソニーのWH-1000XM3やWH-1000XM4の後継モデルであるWH-1000XM5。Amazonのレビューでは、

「電車のアナウンスや人の声がはるか遠くに感じる」
「隣で眠る父親のいびきが消えた」
「隣人の足音・声・室外機の音が一切聞こえなくなった」
「耳栓+ヘッドホンで消えなかった音が消えた」

などなど、ちょっと眉唾と思えるほどの声が寄せられています。

高性能なノイズキャンセリング機能の決め手は、専用アプリによる最適化のようです。専用アプリが、環境に合わせて最適なノイズキャンセリングを実現します。

Amazonレビューで星5つ中4.7(執筆時点)という高評価も目を見張るものがありますが、そのなかで低評価となっているものの主な理由は「音質」「使い勝手」にフォーカスしたものばかり。ノイズキャンセリング機能で選ぶならコレ、とはっきり言えるヘッドホンです。

ちなみに、ヘッドホンの大きさがかえって気になるのでは?と思われるかもしれませんが、「ヘッドホンに覆われることで安心感が得られる」というHSPの方の声もあります。

普段ヘッドホンを使ってこなかった方も、意外としっくりくるかもしれませんよ。

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ソニー(SONY)
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完全ワイヤレスイヤホンで脅威のノイズキャンセリングを実現し、ヘッドホンに続き話題となったWF-1000XM3。こちらはその後継モデルであるWF-1000XM4です。

前モデルであるWF-1000XM3の性能に関しては、オーディオ系情報サイト『ファイルウェブ』に掲載されたレビューがとても分かりやすいので一部引用してご紹介します。

ノイズキャンセルの効果はかなりのもの。アプリに電車で移動中と判断されるやいなや、普通車両に乗っているにもかかわらずグリーン車2階席のような静けさが訪れるのだ。不自然な圧迫感や閉塞感はなく、周囲の騒々しさだけが引いたかのよう。地下鉄の走行音も、じゅうぶん音楽に浸れるレベルにまで低減される。

ソニー「WF-1000XM3」実力検証!“静か”だからこそ“高音質”が際立つ完全ワイヤレスイヤホン

ただしこのレビューに関しては、前モデルが発売された当時の完全ワイヤレスに搭載されたノイズキャンセリング機能の水準がまだヘッドホンには及ばなかったため、「従来の完全ワイヤレスの状況を知っているからこその賛辞」という面も否めません。

しかしそれも、後継モデルであるWF-1000XM4でさらに改良され、実用的なノイズキャンセリングイヤホンになりました。

iPhoneユーザーには、AirPodsProもおすすめです。

ノイズキャンセリング機能単体ではソニーのWFシリーズほどのインパクトはなかったものの、その使い勝手の良さや音質バランスの良さなどから、非常に高い評価を受けています。

ノイズキャンセリング性能はWF-1000XM3にやはり劣りますが、装着時の圧迫感のなさ、ノイズ感のなさが快適な使用感を生んでいる

Apple AirPods Pro|カスタマーレビュー

他の方のレビューなどで知ってはいたが、実際に体感するとノイズキャンセルのレベルがすごい。 駅のホームで通過電車が目の前を通ったとしても、目を閉じていたら遠くで電車が走ってるなーくらいにしか感じないくらいノイズがカットされている。

Apple AirPods Pro|カスタマーレビュー

WF-1000XM3と聞き比べなければなんら不満はないという声も多く、その実力の高さが伺えます。

なお、ヘッドホンもイヤホンも付け心地や相性によってかなり使用感が左右されます。

敏感なHSPにとってはなおさら重要になりますので、どのモデルを購入するにせよ必ず店頭で試聴するようにしてください。

どうしても店舗で試すのが難しい場合には、数日間レンタルするという手もあります。決して安い買い物ではありませんので、買ってから後悔しないようこちらも検討してみてください。

光対策:メガネに見えるサングラスで自然に紫外線をカット

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nanala
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真っ白い壁、めまぐるしく変わる景色、人の動く様子など、視覚情報に当てられてしまう傾向が強い方は、紫外線をカットするサングラスをかけると負担が軽減します。

通常のサングラスではかなり目立ってしまいますので、通勤時などにも気にならない目立たない工夫が施されたもの(上記商品のようなクリアレンズなど)がおすすめです。

ただし、サングラスのフレームが視界に入ること自体が気になってしまう可能性もあります。

普段から眼鏡やサングラスをかけなれていない人は、レンズなしの伊達メガネやクリアフレームのサングラスも検討してみてください。

匂い対策:香り付きで不快感を軽減するマスク

こちらは自分で使ったことがあるわけではないのですが、とても興味深い商品だったのでご紹介します。

商品名の通り、アロマの香りが付いたマスクで、ほんのりとラベンダーが香るのだとか。商品レビューによればかなり穏やかな香りのようですので、芳香剤などの強い香りが苦手な方にもおすすめです。

また、こちらはハーブが香るマスクです。好みにあわせて選んでみてください。

ただし、いずれも周囲の臭いを消すような効果があるわけではないので、状況によっては臭いが混ざってより不快感が増してしまう可能性もあります。

そのため上記のようなマスクを使う場合は、一般的な不織布のマスクを数枚携帯しましょう。なお、不織布のマスク自体の臭いが気になる場合は、使用前に袋や箱から出した状態で少し風に当てておくと、多少和らぎます。

普通のマスクとしてはかなり高いので、あくまでも匂い対策として検討したほうがいいでしょう。

職場におすすめのHSP対策グッズ2選

続いて、職場で仕事中に使うのにおすすめのHSP対策グッズです。

音対策:耳栓や聴覚保護具ならいつでも使いやすい

職場でもイヤホンやヘッドホンを使える場合はそれで十分ですが、なかには堂々と使うのがはばかられる場合もあると思います。

そんなときに重宝するのが、いつでもどこでも使いやすい耳栓です。

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CRESCENDO
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CRESCENDOのイヤープロテクターは、HSPの妻がオフィスワーク時代に使っていたお墨付きの一品です。

たくさん種類がある中で、デザインが透明で一番目立ちにくいものを選びました。

肝心の使い心地は、音が遠くこもるけれどクリアに聞き取れるので、急に話しかけられてもしっかり対応可能、とまさにオフィスワーカー向けの耳栓です。

なおオフィス向けとして用意されている「Office」というモデルもあるのですが、こちらは遮音性能が低すぎて使えるシーンがかなり限定されるようなのでお気を付けください。

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名優(Meilleur)
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耳栓を使うのも抵抗がある方には、聴覚過敏の方向けの聴覚保護具がおすすめです。

デザインもさることながら、耳の奥まで入れる形状のため目立ちにくく、音を遮断しすぎないので業務に支障を出す心配もありません。

また、パッケージにもはっきりと「聴覚保護具」と表記されているので、それを見せながら聴覚が過敏であることを説明すれば理解も得やすいでしょう。

さきほどの耳栓に比べると音の遮断力は劣りますが、とにかく職場で気を使う、なるべく角の立たない形で音を遮断したいという方は検討してみてください。

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MOLDEX(モルデックス)
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耳栓の使用自体はじめてという方には、モルデックスのお試しセットで使い心地を試してみることをおすすめします。

モルデックスはアメリカの企業で、米軍もこぞって採用するほどの信頼性の高さを誇るブランドです。

使い捨てではありますが、耳栓の使用感を確かめるには十分でしょう。この商品で耳栓そのものの良さを知り、手放せなくなったという声もあります。

デザイン的に、隠して使用するのはちょっと難しいので、職場ではなく通勤やお休みの日などに試してみてくださいね。

就寝時におすすめのHSP対策グッズ2選

最後は、就寝時におすすめのHSP対策グッズです。

音対策:ホワイトノイズマシンで騒音を軽減する

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Dreamegg
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隣人の立てる音がうるさい、外の音が気になる、といった騒音に悩まされている方には、ホワイトノイズマシンがおすすめです。

我が家で実際に買ったのがこちらのDreameggというホワイトノイズマシンです。バッテリー内蔵なので好きな場所で使えて、電源に接続したまま使えばタイマーなしで常時使うこともできます。

我が家では就寝時のベッドサイドで使い始めたところ、外を走る車の音や隣人の立てる物音が明らかに気にならなくなり、HSPの妻の寝つきが明らかによくなりました

現在は、子どもの寝かしつけ用にもう1台購入し、毎晩2台稼働させています。

「そもそもホワイトノイズってなに?」と興味を持たれた方は、ぜひYouTubeでホワイトノイズを試してみてください。

ホワイトノイズマシンで聞くのとは少し異なりますが、再生する場所などを工夫すれば近い効果を得られるはずです。

光対策:肌触りのいいアイマスクで光を遮断

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wumio
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視覚の敏感さに悩まされている方にはアイマスクがおすすめです。ただし、アイマスクを選ぶ際は光を遮断するかどうかだけでなく、触覚の敏感なHSPにとって肌触りが気にならないかどうかも重視したいポイント。

そのため、素材はシルクや絹を使用した肌触りのよいものを選び、ゴムがきつすぎないものを選ぶようにしましょう。

わたしたちは夫婦で実際にアイマスクを使っているのですが、寝つきが早くなったのを実感しています。

なお光はそこまで遮断しないので、日中や移動中などに明るい場所で使うのには不向きです。

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めぐりズム
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アイマスクを手軽に体験したい方には、使い捨てのホットアイマスクもおすすめです。

肝心のアイマスクとしての機能は価格なりですが、目元を温める気持ちよさはなかなかのもの。光対策だけでなく疲労対策としても非常に重宝しますよ。

まとめ

通勤・職場・睡眠と3つのシーンに分けて、おすすめのHSP対策グッズを紹介しました。

HSPの程度は人それぞれですので、今回ご紹介したものがどれほどの人にとって役立つかは分かりません。

そのため安価に試せるものは、まず試してから高額商品の購入に踏み切ることをおすすめします。

また、もし今回紹介したもの以外で「自分はこういう物を使って対策している」というおすすめのものがあれば、SNSやお問い合わせフォームなどから教えていただけると嬉しいです。